今年で保育教諭4年目

保育教諭とは、幼保連携型認定こども園で働く、保育士資格と幼稚園教諭免許の2つを持つ職員のことです。

私は2014年に保育士資格を取得しました。大学での専攻は史学科(東洋史学)で、2014年当時は韓国語翻訳をしており、ぶっちゃけると子どもの相手をするのはどちらかというと苦手でした…

で、なぜに保育士?という理由は、

①国家資格が欲しかった→何かあった時の保険のため

②昼間の学校に通わなくても取得できる

③教育および働く女性の助けになるところとして関心があった

④妹が学童保育で働いた経験を聞いており、親近感があった

⑤全国どこでも働くことができる→パラレルキャリア・複業の可能性を探る

⑥子どもの相手は苦手というのは思い込みかもしれない、一度チャレンジしてみよう!

「子どもが好きだから」が一番最初に来るべきでは?という自分への疑問はありましたが、ともかく着手しました。

学校に通わなかったので実習をしておらず、最初はハローワークの1日体験を利用し、2015年9月から派遣保育士として渋谷区の区立保育園に入りました。初日はどうしていいか分からず棒立ちになってしまい、その後もいろんなケースにあたふたの連続でしたが、その都度教えてもらったり他の先生の対応をまねてみたりしながら、何とかやっていけるようになりました。やはり給与面で苦しく、翌年の3月でいったん保育園からは離れ、事務職に移りましたが、半年しか経験しなかったので、もう一度どこかで年間を通してやってみたいとは思っていました。

その後、制度が変わり、幼稚園・保育園から認定こども園に移行するところが増え、認定こども園で働くには幼稚園教諭免許も持っていることが原則となったことから、大学の通信教育で幼稚園教諭免許を取得しました(これには2年かかりました)。

私は子育て経験がなく、幼い子どもの成長を長期間見守ったことがありません。そのため、子どもの成長のスピードに驚かされる日々です。悪さをした時は注意しつつも、リラックスして楽しく過ごしてもらえるよう努めています。苦手と思っていたことも何とか務まっていることに少し自信が持てています^^

 

認定こども園

教育・保育を一体的に行う施設で、幼稚園と保育所の両方の良さを持つ。①就学前の子どもに幼児教育・保育を提供する(保護者の就労の有無にかかわらず受け入れ、教育・保育を一体的に行う)、②地域における子育て支援を行う(すべての子育て家庭を対象に、子育ての不安に対応する相談活動や親子のつどいの場の提供などを行う)機能を備え、認定基準を満たす施設は、都道府県等から認定を受けることができる。

内閣府HPの「認定こども園概要」https://www8.cao.go.jp/shoushi/kodomoen/gaiyou.html