さあ、仙台大観音だぞ!と意気込んでいたら、かなりの雨模様…⤵⤵
それでも貴重な休み、ふたたび仙台へ🚌
JR仙台駅から、仙台市営バス815系統・西中山行/825系統・西中山行/X910系統・市営バス実沢営業所前行のいずれかに乗り、「仙台大観音前」で下車。ニュータウンのど真ん中。
仙台大観音は大観密寺(真言宗智山派)の境内に立ち、高さは100メートルにおよびます。100メートルは、1989年に仙台市が市制100周年を迎えたことにちなむもので、観音像としては日本一、仏像としては牛久大仏に次ぐ2番目の大きさです。菅原萬という実業家の発願により着工され、1990年に竣工。正式名称は仙台天道白衣大観音といいます。
見えてきました。周辺が工事中、おとなりは仙台ヒルズホテル。なんでこんなところにホテル?と思ったら、あたり一帯の名所化も狙いだったらしく、観音様の開眼法要と同じ日にオープンしたそうです。
天気がよくないのが悔やまれる…晴れていたら白い観音様が青空に映えるのに、空と同化しそうになってる……
ついに到着。デカい‼
顔がぼやけちゃったけど、くっきりした目鼻立ち。正面からみると、下膨れのどっしりしたお顔です。
もちろん胎内にも入れます。12層に分かれており、1層部分には十二神将や三十三観音、水子観音を祀った水子供養殿があり、3層~ 11層部分には108体の仏像や12神将が螺旋状に安置されており、煩悩を払うための参拝ルートとして知られています。最上階には「御心殿(ごしんでん)」があり、観音像の心臓部として、如意宝珠と大日如来が安置されています。
SFみたいな世界。萩尾望都さんの『百億の昼と千億の夜』みたいに、仏教とSFって相性いいよなあ。
大観密寺境内と、油を掛けて祈願すると縁結びにご利益があるという「油掛大黒天」。
空模様はあいにくだったけど、拝めてよかった!ただ、あまり知識を持たずに来たので、周辺の環境も含めて、次回はもっと多角的に見たいです。何より運が左右する要素も大きいとはいえ、天気のいいときに来るぞ!
※この観音様を扱った、山野辺太郎さんの小説『大観音の傾き』(中央公論新社、2024年)という本があるのを知りました。書店で探してみよう👀